先日のハルの健康診断は、よくある「うさんぽバッグ」で行ったのですが
帰り際、先生が「布製のキャリーは、(うさぎを)入れにくいっていう声をよく聞くんだけど」と。
私がぽかんとしていると、「地震でもし避難する場合に、さっとだっこして、
さっと入れないといけないでしょ?そういうときに、ぺしゃってなってしまって、
うまく入れられないときがあるって。」と。

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先生には、ハルはまだ小さいから今日はこっち(布製)でいいかっていう選択だったんだけれど
別に金属製のキャリーを持っていて、避難のときはそちらを使う支度をしてありますと説明したら
「そうか、使い分けるっていうのも手だね。」と。

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私にとって大きかったのは、先生の口からさらっと、
「避難するとき」という言葉を聞けたことでした。
私は自分で、地震を意識しすぎている。そのわりにはいざというとき動けないタイプで
心配ばっかりしてるめんどくさいやつではないか、これは困った。
と思っていたので。

実際に起こるかどうかもわからない。おびえてばかりいたら生活できない。
起こったときに建物が潰れてしまってどうにもならないかもしれない。
だいたい、家にいるときかどうかもわからない。

それでも、ハルを連れて避難する。外にいるときはなにがなんでも家に帰る。
「ハルだけは」とか「家族だけは」じゃだめなんだ。
自分もちゃんと数にいれなければだめ。ハルひとりでは生きていけないんだから。

ヘタレるよりは前向きになりたいと改めて思いました。

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先生は、病気になったときも
「飼い主の気持ちはすぐにうさちゃんに伝わるから、治るって信じてないとだめ。」という先生。
また3か月後に健康診断に行く予定なのですが
「それまでなにもないといいな」と私がぽつっと言ったら
「ないない。大丈夫!」と、にっこり。
そうだ、私が不安になっていてどうする。
ハルのうんちは今日も立派だ。シッコもじょーじょーと出ているぞ。それに、かわいい。
うん。大丈夫!