うちに来て間もなくの頃、ケージの中に手を入れて頭をなでようと思ったら
首をすくめてそのまま後ろにざざざっと下がりました。
そのときは、びっくりさせてしまったのだろうと思ったのですが
同じことが数日、続きました。
だっこはできるのに不思議だなあと思ったのですが
その後2、3日はペレットをあげるときや掃除をするときに声をかけるだけにして
そっとしておきました。
ケージに手が入っても、その場から動かないときには、話しかけながら頭をなでてみました。
すると、次に、トイレの掃除をしようと思ってトイレを取ろうとしたときには
私の手に鼻と額をすりつけてくるようになりました。
とてもうれしかったです。
まだまだ、お互いの呼吸がわからなくてあたりまえ。
少し戻ってやりなおしても、時間はじゅうぶんある。
ハルに合わせてゆっくりやればいいんだと、改めて気づいた瞬間でした。
「阿吽の呼吸」なんて、ずっとずっと先でいいんだ。なあ。ハル。
「・・・・・ん?」
なでるのをやめたとき
「いまのやつ、もうすこしやってもいいと思うよ。」
こういう顔をしてくれたらもう、だいじょうぶ。
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